膀胱炎のホームケア

子どもの膀胱炎について

膀胱炎などの尿路感染は、尿が作られてから排泄されるまでの経路である尿路(腎盂・尿管・膀胱・尿道)に細菌などが侵入して炎症を起こす病気です。
よく耳にする膀胱炎は、尿路感染症の1つで、膀胱に細菌などが侵入して炎症が起きている状態です。
膀胱にいる病原体が腎盂にまで及ぶと膀胱炎よりも重い腎盂腎炎を引き起こしてしまいます。

膀胱炎は、しっかりと対処すれば、未然に防ぐことができる病気です。
予防は、菌を入れない・増やさない・やっつけるです。
ご家庭でできる対処を学んで、お子さんが膀胱炎などの尿路感染を起こさないように心がけましょう。

膀胱炎のホームケア

1) 水分摂取は充分に
水分を多めにとることにより、尿の回数が増えます。
これによって、膀胱内で細菌が繁殖する前に尿と一緒に排泄されますので膀胱内で菌が繁殖するのを防ぐことができます。

2) おしっこはがまんしない
おしっこをがまんしてしまうと、膀胱内で菌が繁殖できる時間が長くなり膀胱炎を起こしてしまったり、膀胱炎を悪化させてしまう恐れがあります。
お子さんの場合、遊びに夢中になりおしっこをがまんしてしまうことがありますので、あまりトイレをいかなかったり、おしっこをがまんしているそぶりをみかけたら、トイレに行くように声をかけてあげてください。

3) 外陰部は清潔に
陰部を清潔に保つことで、細菌の侵入を防ぐことができます。
女の子の場合、排便時に後ろから前に拭いてしまうと、便が尿道口に付着する可能性があり、膀胱炎をおこしやすくなりますので、前から後ろへ拭くように教えてあげましょう。

4) 便秘は大敵
便秘をすると腸内で膀胱炎の原因菌となる大腸菌が繁殖してしまい、膀胱炎を起こすリスクが高まります。
排便習慣や食生活を見直すなどしてお子さんが便秘にならないように注意しましょう。