BCG

結核ってどんな病気?

結核は、結核菌による感染症で主に肺に感染して肺結核を引き起こしますが、全身に広がることがあり、結核性髄膜炎・粟粒結核・腎結核などを引き起こすことがあります。。
BCGは、結核の感染を予防するためのワクチンです。
乳幼児の場合、母子免疫が期待できず、また重症化を防ぐためにもBCGの接種が必要となります。

BCGについて

BCG予防接種

種類
  生ワクチン (定期予防接種)

接種時期
 生後6ヶ月未満のお子さんが対象です。

接種回数
  1回

接種量
  線溶のスポイトで滴下

接種方法
専用のスポイトで薬液を腕に垂らして、専用の針(はんこのようなけいじょうのもの)で2回押さえつける。

ワクチンの副作用(副反応)

接種後 10 日から 4 週間くらいの間に局所反応として、接種部位が赤くなったり、腫れたり、硬くなったり、かさぶたができたりしますが、1〜3 ヶ月程度でよくなります。
ときに膿をもつことがありますが、これも次第にかさぶたとなりよくなっていきます。
また、接種をした側のわきの下のリンパ節がまれに腫れることがあります。
通常そのまま様子をみてかまいませんが、ただれたり、大きく腫れたり、化膿して自然にやぶれてうみが出ることがあります。
その場合は、かかりつけ医にご相談ください。

お役立ち情報

接種時期について
BCG を生後 6 ヶ月までに接種するのは、乳幼児期に結核に感染して結核性髄膜炎や粟粒結核などの重症結核になることを防ぐ目的があります。
しかし、生まれてすぐの赤ちゃんの中には、まれではありますが先天性免疫不全がみられることがあり、これを生後すぐに診断するには不可能です。
もし、先天性免疫不全の赤ちゃんに BCG を接種してしまうと、重篤な副反応がでてしまうことがありとても危険です。
そのため、通常は生後 3 ヶ月以降に接種するのが一般的です。

コッホ現象がみられたら医療機関に受診しましょう
通常結核に未感染で BCG を接種した場合、接種後 10 日経つと接種部位が発赤があらわれて、1〜2 ヶ月程度で化膿巣ができますが、結核既感染者に接種すると、接種後 10 日以内に接種部位に発赤・腫脹や化膿等が起こり、通常2週間〜1カ月以内に消炎・瘢痕化し、治ります。
この結核既感染者に接種した場合に見られる一連の反応をコッホ現象といいます。
お子さんにこのコッホ現象が見られた場合、お子さんが結核に感染している可能性がありますので、医療機関に受診して感染しているかどうかを確かめる必要があります。