麻しん風しん混合ワクチン

麻疹ってどんな病気?

麻疹(ましん)は、別名をはしかとも呼ばれ、発熱・発疹を特徴とする病気です。
麻疹の原因となるウイルスは、麻疹ウイルスで、春から夏にかけて流行する傾向があります。
麻疹は、1歳が最も多くみられ、患者の約半数が2歳以下となっています。

このウイルスは、感染力が強く、免疫をもたない方が曝露をうけると90%以上が感染します。
また、不顕性感染はほとんどなく、感染するとほとんどのかたが発症します。
一度感染すると終生免疫を獲得します。
麻疹の感染経路は、空気感染・飛沫感染・接触感染です。
麻疹の合併症として、中耳炎や肺炎、稀に脳炎などを起こすことがあります。

麻疹の詳しい情報は、麻疹をご参照下さい。

風疹ってどんな病気?

風疹(ふうしん)は、別名を三日ばしかとも呼ばれ、発熱・発疹・リンパ節の腫れを特徴とする病気です。
風疹の原因となるウイルスは、風疹ウイルスで、春から初夏にかけて流行する傾向があります。
このウイルスの感染力は、麻疹や水痘より低く、25〜50%に不顕性感染が見られ、一度感染すると終生免疫を獲得します。
風疹の感染経路は、飛沫感染です。

風疹の罹りやすい年齢は、集団生活を迎える1〜9歳ころです。
風疹の合併症として、稀に関節炎・脳炎・血小板減少性紫斑病などを引き起こすことがあります。

風疹の詳しい情報は、風疹をご参照下さい。

麻疹風疹混合ワクチンについて

みずぼうそう予防接種

種類
 生ワクチン (定期接種)

接種時期
第1期
生後12ヶ月から24ヶ月の間にある者

第2期
5歳以上7歳未満のもので、小学校就学前の1年間にある者

接種回数
合計2回 (第1期、第2期各1回ずつ)

接種量
  0.5ml

ワクチンの副作用(副反応)

麻疹風疹混合ワクチンは生ワクチンのため、体内でウイルスが増殖するため、接種してから 1〜2 週間後くらいに発熱や発疹などが見られることがあります。

また接種直後から数日中に発赤や発熱、痒み、リンパ節の腫れ、局所反応(接種部位が赤くなったり、腫れたり、硬くなる)などがみられることがありますがこれも数日中によくなります。
まれに脳炎やけいれん、血小板減少性紫斑病などの副反応がでることもあります。

一般的に重篤な副反応は少ないとされていますが、37.5 度以上の熱がある場合や、腫れや痛みが続く場合など、気になる症状がある場合はかかりつけの医師に相談しましょう。

お役立ち情報

抗生物質にアレルギーのある方へ
麻疹(麻疹風疹混合)ワクチンには微量ながら抗生物質であるカナマイシン・エリスロシンを含んでいます。
そのため、これらの抗生物質でアレルギーのある方は、接種前に医師に相談しましょう。

卵アレルギーがある方へ
卵アレルギーがあっても、ワクチン内の卵成分は微量であり、今までに卵アレルギーによってアナフィラキシー反応や全身症状がなければ、基本的に接種可能です。
ただし、問診票や先生の診察時に卵アレルギーがあることは伝えておくようにしましょう。

お母さんが妊娠している場合のお子さんの接種について
予防接種を受けたお子さんから周囲の人にワクチンウイルスが感染することは基本的にありませんのでご安心下さい。