三種混合ワクチン

百日咳ってどんな病気?

百日咳は、特有の咳発作を起こす病気です。
原因菌は百日咳菌(一部はパラ百日咳菌)で、1年中みられる病気ですが、春から夏にかけて比較的多く見られる傾向があります。

感染経路は飛沫感染、接触感染で、感染して7日経った時点から痙咳期に入って3週間の間は他の人に写してしまう可能性があります。

症状は、経過によって大きく分けてカタル期、痙咳期(けいがいき)、回復期の3期に分けられ、症状が改善するのにだいたい2〜3カ月程度を要します。
6ヶ月未満の乳児の場合は、痰をうまく排泄できずに、無呼吸発作からチアノーゼや痙攣と発展することがあり注意が必要です。
百日咳の合併症として、肺炎や脳症を引き起こすことがあり、特に乳児は注意が必要です。

百日咳の詳しい情報は、こどもの病気「百日咳」をご参照下さい。

ジフテリアってどんな病気?

ジフテリアは、呼吸器系にジフテリア菌が感染することにより起こる病気で、菌が感染した部位により症状は異なりますが、発熱やのどの痛み、犬が吠えるような咳などが症状として現われます。

感染経路は飛沫感染で、乳幼児に多く見られます。
ジフテリアに感染しても、発症するのは1割程度で、残りの9割は感染しても症状が現われない不顕性感染です。

ジフテリアは、先進国では予防接種の普及によりジフテリアはめったに見られなくなりましたが、予防接種を適切に行なわないと大流行するおそれがありますので予防接種はしっかりと打ちましょう。

ジフテリアの詳しい情報は、こどもの病気「ジフテリア」をご参照下さい。

破傷風ってどんな病気?

破傷風は、破傷風菌が作り出す毒素が体内に侵入することにより、体のこわばりや痙攣を引き起こす病気です。

破傷風菌は土壌に存在しており、菌の芽胞(がほう)が傷口から体内に侵入することにより感染します。
そのため、ヒトからヒトへうつることはありません。

破傷風の詳しい情報は、こどもの病気「破傷風」をご参照下さい。

三種混合ワクチンについて

みずぼうそう予防接種

種類
 不活化ワクチン (定期接種)

接種時期
  1期初回
生後3ヶ月から1歳までの間に3〜8週間の間隔で合計3回接種

1期追加
初回免疫終了後1年から1年6ヶ月の間に1回接種

接種回数
  合計4回

接種量
  0.5ml

ワクチンの副作用(副反応)

接種部位の発赤や腫れ、しこりなどの局所の反応が主です。
しこりは徐々に小さくなりますが、数ヶ月残る場合もあります。

基本的に重篤な反応はありませんが、機嫌が悪い、腫れが目立つなど気になる症状がある場合は、医師に相談しましょう。

お役立ち情報

1回ごとに打つ腕は替えましょう
三種混合ワクチン(DPT ワクチン)の成分が接種した部位にたまり、しこりとして一定期間(約 1 ヶ月程度)残ることがあります。
赤ちゃんの腕は細く、しこりを避けて接種するのは難しく、また同じ腕に続けて接種するとしこりがあらわれる頻度が高まるため2回目以降は、前回接種したときとは反対側の腕に接種するようにしましょう。

なるべく早い時期に接種しましょう
百日咳は、乳児期に罹ってしまうと重症化しやすく、肺炎や脳症などを引き起こしてしまうことがあります。
また、百日咳の場合、母子免疫がほとんど期待できないために早期の接種が勧められています。